今日話を聞いた。もっと時間って思った。 |
返信 |
いつも思い出は自分の中だけにあって、日の目を浴びることは稀だ。
夏の終わりに3畳1間の安アパートで定年間際の親父と2人きりで酒を飲んでいる時。
深夜のコンビニ駐車場で満天の星を見上げながら野良犬と並んでにウンコをしている時。
先輩の警官が撃たれて出血の止まらない傷口を女性用パンテイエで必死に押えている時。
ある条件が揃うと、その人の過去の話が聞ける。炙り出しの地図みたいに現われてくる。
田舎から上京してきた恥ずかしい話。雇われ先の店が学生の溜まり場だったバブリーな話。
初めて自分の店を持ったときの転げ回る話。前に聞いたけれど、もう忘れかけてる大事な話。
売れない魚屋が軒先で焼く鰻の香りで空しくなる2009年7月最後の金曜日は音もなくふぃにっし。
投稿者 rau9xi | 返信 (0) | トラックバック (0)